環境省の補助金は再エネ電力が条件
環境省のEV補助金80万円を申請するには再生可能エネルギーを使用した電気を契約することが条件です。
私は3月に申請したので、5月からは「みんな電力」の「RE100」というプランに切り替えています。
実際の電気料金の変化
みんな電力から電気料金のお知らせが届いたので見てみると、なんと、2万円以上になっています。
去年の電気料金は月1万円を超えたことがなかったので、びっくりしました。シミュレーションではそこまで増えるはずではなかったのに、、、
このままではまずいと思い、確認することにしました。
利用月 | 電力量 | 電気料金 | 単価 |
2020.7 | 232kwh | 5846円 | 25.19円 |
2030.8 | 350kwh | 8795円 | 25.12円 |
2021.7 | 528kwh | 16200円 | 30.68円 |
2021.8 | 701kwh | 20467円 | 29.19円 |
7月は528-232=296kwh増加、10354円増加
8月は701-350=351kwh増加、11672円増加
となっていました。。。ざっくり300kwh電気の使用量が増加しています。
モデル3の充電は走行距離1000kmだと7km/kwhで142kwhとなります。
142kwh*30円=4260円
ZESP3の急速充電もたまに使うので、そこまで使っていないはず。
何かほかに原因がありそうです。
セントリーモードがあやしい
モデル3にはセントリーモードという機能があります。これは駐車中にいたずらなどを監視し、異常を検知したらカメラで録画するというものです。
私は自宅に駐車中もずっとセントリーモードをオンにしていました。もしかするとこれが原因かもしれません。
他の方のモデル3のブログを見てみると、セントリーモードをオンにすると、1日あたり5~6kwh電力を余分に消費してしまう、という報告がありました。
1か月にすると155~186kwh余分に電力を消費します。料金にすると30円/kwhで4650円~5580円も電気料金が上がってしまいます。
推定原因
- モデル3の充電 4000円
- セントリーモードの常時利用 5000円
- 再エネプランによる電気の単価上昇
- コロナによる在宅増加でエアコンの利用時間が増えた
対策
みんな電力からlooopに切替、月2000円、年24000円節約
looopのおうち電気のほうが再エネ電気が安いので、おうち電気の再エネプランに電気の契約を切り替えします。エネチェンジから申し込むとAMAZONギフト券がいただけるようです。ただし地域によって電気の料金は異なるので、要確認です。地域によってはもっと安い再エネ電気がある可能性があります。
エネチェンジ自宅でのセントリーモード停止、月5000円、年60000円節約
セントリーモードを使用する電気代で車両保険に入れます。ということで、自宅ではセントリーモードをオフにします。
これだけで年8万4千円節約になる計算です。
まとめ
想定より電気代が増えている。月1万円、年12万程度上がると、補助金の上乗せ40万は3年半でなくなってしまいます。あやうく現状のまま放置してしまうところでした。
セントリーモードを使うよりもドラレコを購入したほうが安いかもしれません。半年で元が取れます。ただスマートなテスラの内装は気に入っているのでどうするかわかりません。
こんなふうに小さな設定ひとつで電気料金が大きく変わってしまうというのは、電気自動車の特徴というよりはテスラならではかもしれません。
今後はセントリーモードをオフにして電気料金が本当に改善するのか見ていきたいと思います。
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