テスラ モデル3で地方に行く前に気を付けたいこと

充電

もしブログを読んで、地方でも電気自動車で問題ないと誤解してしまうかもしれないので、2022年4月時点での地方の急速充電の実情を書いておこうと思います。

地方は充電スタンドが少ない

地方に行くほど電気自動車の充電器は少なくなります。当然ひとつひとつの急速充電器の距離も遠くなります。30km以上移動しないと他の充電器に行けないこともあります。

上のマップを見ると結構あるように見えますが、24時間利用できる30kw以上の急速充電器となると、この半分、いや三分の一もありません。

充電器は一か所に1台

急速充電器は一か所に一台で、充電口も一つです。つまり、一度に一台しか充電できないし、故障したら代わりの充電器はその場所にありません。

別の場所にある充電器を探して、そこまで移動してやっと充電ができます。

地方は充電スタンドが壊れていることが多い

地方はまだ電気自動車が少ないです。最初に充電器を補助金で設置してから10年経過し、老朽化で故障しているところが多いです。

利用者が少ないうえ、充電器が高額なため、修理もままならないようです。

その結果、利用可能となっていても実際充電してみると3kwという家充電と同じ速度になっているものまであります。

また、相性問題で充電が全くできないこともあります。

また、故障の情報が確認できません。EVSMARTというアプリが一番こまめに確認しているようですが、電話で確認したりEVユーザーからの報告であるため、そもそもあまり利用者のいない充電器の故障は把握できないようです。

ネットワークに接続された充電器から自動で情報が集まればいいのですが、どうもそうなっていないみたいです。。。

24時間利用できるところは限られる

よく確認してみると、24時間充電できる急速充電器は少ないです。

道の駅、日産自動車の販売店、高速道路のサービスエリアくらいのイメージです。もちろんテスラ スーパーチャージャーも24時間利用可能です。

しかし、それ以外の場所は24時間ではありません。24時間でなくてもいいのですが、夜5時までといったところがあるのは困ってしまいます。

帰り道での充電に利用できないわけなので、日中の貴重な時間に30分充電するといったことになります。普通はできないと思います。日中は家族と楽しむために時間を使いたいです。

バッテリーは最低でも50km分は残す

といった状況なので、特に地方に行く場合は予定している充電器が故障であっても他の充電器まで行けるようにバッテリー残量を十分残す必要があります。できれば次の次まで考えておいた方がいいです。

もし電欠になったら、電気自動車はレッカーになり、かなりの費用と時間が無くなります。ガソリンと違って、電気は持ってこれないからです。もし持ってくることができたとしても、充電に時間がかなりかかります。

最後は日産自動車の販売店が頼りです

2022年時点でも最後は日産自動車の販売店にある急速充電器が安心感があります。初めていく場所から日産自動車の販売店までどれぐらいの距離があるかは必ず確認します。

日産自動車の販売店の急速充電器はメンテナンスがしっかり行われています。また、販売店の営業時間外も充電できるようになっています。

日産まで行けるバッテリー残量を残しておけばとりあえず何とかなります。

もし日産自動車の販売店の充電器が利用できなかったらどうなっていたかと思うと、考えたくありません。

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