丹後地方にある急速充電器はエコQ電ならお得になる場合があるので調べてみました。
充電した車両はテスラ モデル3スタンダードレンジプラス2021年式LFPバッテリー搭載です。
京都府最北端の急速充電器
エコQ電で認証するとコスパが良くなる京都府最北端にある急速充電器を実際にまわってみました。
エコQ電て何という方はこちら
コスパがいいというのは、ZESP3プレミアム10(1,155円)やゲスト充電(1650円)、エコQ電の30分1,650円の場合と比較して、30分550円なのでお安いという意味です。
京都府最北端はあまり行かない場所かもしれませんが、ジオパークとよばれる自然が作り出した絶景が見れる場所です。ジオパークや丹後松島と里山の風景、どこまでも広がる日本海の夕日が日常の疲れを癒してくれます。
海水浴やキャンプにうってつけの場所です。
個人的には経ヶ岬灯台が好きですね。今はもう作れないガラスのレンズが現役で使われているという貴重さと、正に灯台という外観がなんともいえません。そのうち見れなくなってしまいそうです。
今回行ってみた充電器のリスト
丹後地方の最北端にある急速充電器を実際に充電してまわりました。
エコQ電は30分充電で550円の場所から1650円の場所まで様々な料金があります。
今回は30分充電で550円の24時間利用可能な充電スポットだけ選んで充電してみました。
ちなみにこの場所は30分より早く充電が終わっても550円より安くなりません。
1650円の場所は最初の5分間は250円、その後1分ごとに50円追加となっているので、充電が10分より早く終わる場合はこちらのプランのほうが支払い金額は安いことになります。
今回3箇所で充電したので、それだけで1時間半かかっています。
充電器の場所
一番上から「宇川温泉吉野の里」、「道の駅てんきてんき丹後」、「道の駅丹後王国「食のみやこ」」の順です。
宇川温泉よし野の里
京都府北部最北端の急速充電器です。30kw60A仕様です。
実際に充電した結果、20kwの充電速度でした。30分で10kwh充電されました。
充電速度は実測20kwです。料金は30分550円です。エコQ電サイトで検索すると500円となっていますが、実際は550円の請求でした。
コストは1kwhあたり55円です。
200v16Aの普通充電器もありました。ZESP3プレミアム10に加入しているので、普通充電はいくら充電しても無料です。
試しに認証すると、ZESP3カードできちんと認証できて充電もできました。
1時間で3kwhで充電できました。
テスラの充電には変換コネクターが必要です。今ではAmazonでも買えるようです。私は常に車に積んでいます。何かあったときの保険になりますし、宿泊先などで充電できる場合必要になります。
道の駅 てんきてんき丹後
最北から2番目の急速充電器です。道の駅なのでトイレが24時間利用できるのがうれしいです。30kw60A仕様です。
実際に充電した結果、18kwで充電できました。30分で9kwh充電です。
充電速度は実測18kwです。料金は30分550円です。
コストは1kwhあたり61円です。
こちらも普通充電器がありました。宇川温泉吉野の里と全く同じものです。
試しに充電してみましたが、問題なく充電できました。
道の駅丹後王国「食のみやこ」
ここは屋根がありません。また、普通充電器もありませんでした。
画面が白くなっていて、表示がほとんど見えないのも残念です。
しかし、このあたりの道の駅で24時間利用できるなかでは、おそらく1番コストパフォーマンスの良い充電器のはずです。50kw125A 仕様です。
充電速度は実測36kwです。料金は30分550円です。ハセテックですがテスラも充電できました。
コストは1kwhあたり31円です。
CHAdeMOとしては圧倒的なコストパフォーマンスです。ZESP3プレミアム10の場合、無料の100分内であれば、2750円/100分×30分=825円/(36kwh/2)=45.8円/kwh
無料100分を使い切った場合は385円×3=1155円/(36kw/2)=64円/kwh
となります。エコQ電の31円と比べると、かなり高いことが分かります。
自宅での充電に再エネを利用しているため、電気の単価が高いです。
その結果、自宅で100v充電するのとエコQ電で急速充電したときの電気の単価が同じくらいになっています。
自宅の電気の単価は2022年4月時点1kwhあたり29円です。今後電気代が値上がりしていくようなので、エコQ電で充電する方が自宅で充電するより安くなるかもしれません。
ちなみに、3箇所ともeMPに加盟しています。ZESP3などでも認証して充電できます。
ちょっと脱線しますが、変なことに気が付きました。充電が終わるとエコQ電からメールが来ますが、電力量がモデル3の表示の半分しかありません。
メールを見ると全然充電できていないはずなのに、バッテリー残量がどんどん増えるので、何かおかしいなあと思ってモデル3のコンソールを見ると、充電できた電力量がメールの倍でした。
原因はよくわかりませんが、3箇所とも同じ傾向でした。
まとめ
一番コストパフォーマンスが良いのは「道の駅丹後王国「食のみやこ」」でした。
バッテリーが結構減っていたら、ここでしっかり充電すれば安心です。
24時間トイレも充電器も使用できます。
もし故障していたら南へ10km程行くと京都日産自動車(株)峰山店の急速充電器があります。エコQ電ではないですが信用できます。
2番目と3番目は誤差の範囲です。深夜早朝でトイレが使いたいときは「道の駅てんきてんき丹後」です。ここは歩いて10分で「立岩」というジオスポットを見に行けるのもポイントです。
温泉やキャンプ場が併設の「宇川温泉吉野の里」はホテルのロビーからの眺めが良いです。普通充電もあるので、電気自動車でキャンプも余裕です。充電待ちも苦にならないかもです。
ちょっとバッテリーの残りが心配といったときに使ってみてもいいかもしれません。
意外と田舎の端でも充電できる場所がありました。
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