正直に言うと、「コーティングってそこまで必要?」と私は思ってました。
テスラモデル3って、洗車しただけでも十分に見た目が映えるし、むしろ余計なことしない方がいいのかな…とすら。
「ホコリが、落ちにくい?」ちょっとした違和感
普段どおり洗車して、きれいに拭き取ったはずのボディ。
それでも数日経つと、はたきで払っても落ちないホコリが残るように感じていて。
4年も経つと、仕方ないか。
そんなタイミングで、簡易コーティング剤のレビュー依頼をいただきました。
これも何かの縁と思い、やってみることに。
「正直そこまで期待してなかった」けど、試してみた
商品は、500mlで2,000円以下というコスパ重視の簡易コーティング剤。
最近流行りの「濡れたままでもOK」タイプではなく、しっかり乾いたボディに施工する仕様。
洗車後にボディを拭き上げ、スプレーしてクロスで拭き取る。
やることはこれだけで、10分もかかりませんでした。
驚いたのは“はたきでホコリが落ちる”ようになったこと
施工後、いつもどおりにボディにたまったホコリを払ってみると——スルッと取れる。まるで、布が滑るように。
地味ですが、毎日のことだからこそ、この変化はけっこう嬉しいんです。
虫がつく場所3選で“違い”を実感
- フロントバンパー:水だけで虫が取れるように
- フロントガラス:ワイパーだけでスッと虫跡が消える
- サイドミラー:軽くなでるだけで取れる
ヘッドライトのシミにも
ヘッドライトに少しシミが出てきていたので施工してみました。
施工前

洗車のみの右ヘッドライト、なんだかムラがあります。
施行後

施工後の左ヘッドライト、ムラがありません。
ドアガラスのモール
以前も書いていたモデル3のドアガラスのモールにも施工しました。

左側はクイックコーティング施工済み、右側は施工前、洗車のみです。
シミが少し目立たなくなったかもしれません。
水をすごく弾くので、水滴が残ってシミになる、といった場面が減りそうです。
ドアに施工して比較
左のドアは施工済みです。右のドアは洗車のみ。ホースで水をかけます。


施工済みは水滴が流れ落ちて、ほとんど残っていません。
ルーフガラスにも施工してみたら…
小雨の日、見上げると…水滴がつるつると玉になって転がっていく様子が、なんとも気持ちいい。
撥水って、見た目のストレスも減るんだなと感じました。
施工後
ガラスルーフの左側(車両前側)のみにクイックコーティングを施工しました。

水滴の大きさが印象的です。
施工前

水がガラスルーフに張り付いています。
水滴は小さいです。
洗車だけのときと比べると…
洗車のみとコーティング後を比較してみました。
項目 | 洗車のみ | コーティング後 |
---|---|---|
ホコリの落ちやすさ | △ 残りやすい | ◎ スルッと払える |
虫汚れの除去 | △ 擦る必要あり | ◎ 水やワイパーでOK |
撥水効果 | × なし | ◎ 雨粒が玉になる |
ツヤ感 | △ 一時的 | ◎ 光に映える深み |
これで効果が持続するなら、いいですね。
効果の持続は?
1週間後に試します。効果が続いていたらすごい。
以前千円以下の商品を使ったことがあるのですが、効果が持続しないので、面倒になって使用をやめています。
1週間後の効果
1週間経ったので、水をかけて確認しました。

水をはじく効果はしっかり効いています。
コーティングありの方は水滴が流れてあまり残っていません。
水滴がまんまるになっていて、撥水しています。
ボディにも水をかけてみました。

コーティングありの部分は水が転げ落ちるように流れていきます。

コーティングありの部分は水滴がほとんど残っていません。
デメリットは?
あえてデメリットも書いてみます。
乾かしてからの施行
洗車後、乾いてからの施工が効果を高めると記載されています。
私は水滴を落としてから30分乾燥させて施工しました。
施工後も乾燥が必要
施工後48時間、つまり二日間は雨に濡れないようにする必要があります。
というわけで、思いついたらすぐにやりたい!という人には不向きかも。時間が全然ない人も辛いですね。
まとめ:最初の1本にちょうどいい“あたり”感
私は本来、商品を強く押すタイプではないのですが、このコーティング剤は「思ったより良かった」タイプの“あたり”でした。
- ✅ 500mlで2,000円以下のコスパ
- ✅ ボディ・ガラス・ホイール・バイクにも
- ✅ 初心者でも施工が簡単
まずは1本、試してみてもいいかもしれません。
実践型:私はこのように施工しました。
もし自分で試すなら、以下の手順を参考にしてください。
まずは天気予報を確認、雨や猛暑でない日で、その後2日間は雨が降らない日が最適
- 1. 洗車:しっかりとボディを洗い、汚れを落とします。
- 2. 拭き取り:ボディを乾かし、拭き上げます。
- 3. コーティング剤の施工:しっかりとボトルを振ります。
スプレーしてスポンジで均等に塗り広げます。
クロスで拭き取ります。 - 4. 乾燥:しっかり乾かす、48時間(2日間)
- 5. 確認:施工後のホコリや虫汚れの落ちやすさをチェックします。
ガラスルーフの水滴はこれでとっています。延長できるので濡れずに済みます。
はたきはフロントガラスやルーフの埃が簡単にとれるのでおすすめ
こだわるなら鉄粉の除去も、EVでも鉄粉はついています。
手触りが全く変わります。
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