今のところ機能しません
オートパイロットをオンにできることもあります。
しかし、雪がバンパーについてしまうとレーダーが機能せず、オートパイロットが有効にできなくなります。
また、雪で道路の白線が見えないことも多く、そういうときはオートパイロットの動作がかなり不安定になります。
雪が降っておらず、道路の脇の白線が見えていれば有効にできるとは思います。
そんなことはほぼないので、機能しないといえます。
自動運転の条件
オートパイロットを有効にするには条件があります。
道路の白線が確認できること
オートパイロットは道路の白線から走行位置を割り出しているようです。
なので、白線が消えているとハンドルがブルブルして不安定な挙動になります。
雪道は通常、除雪された雪で白線が消えてしまっています。
センサーが正常に動作できること
バンパーに埋め込まれているレーダーは前方の確認に利用されています。
雪などでレーダーが機能しないと、自動運転を有効にできなくなります。
雪がどんどん降っていると、バンパーに雪が着くためレーダーが機能しませんでした。
山陰地方の雪はサラサラではなく湿っているので、バンパーについた雪が氷の層のようになってしまいます。
コーナーで減速しないので危ない
テスラの自動運転は有料のFSD(フルセルフドライブ)と無料のオートパイロットの2種類あります。
無料のオートパイロットしか使ったことがありませんから、FSDについては異なるかもしれません。
オートパイロットを有効にすると、あらかじめ設定した速度で固定されます。
前に自動車やバイクがいれば、その速度に合わせて減速してくれます。
しかし、前に何もないとあらかじめ決めた速度でカーブを曲がろうとします。
滑りそうになると、ハンドルを操作してくださいと警告が出ます。
コーナーに合わせて減速したり、雪道に合わせてブレーキやアクセルを操作したりはしていないようです。
オートパイロットの利用による事故の責任は運転手にあります。
もし滑って素早くハンドルを切らなければならない状況になった場合、オートパイロットをオフにしなければならないので、操作が一瞬遅れるのではないかと気になっています。
まだ道路状況が万全でないときのオートパイロットは不安だなと感じています。
今後に期待
といったわけで、今のところ雪道で自動運転は利用していません。
自動運転がこういうときにも利用できるようになるには、まだ時間がかかると思います。
しかし、テスラはアップデートで機能が向上するので、今後雪道でも自動運転ができるようになるかもしれません。
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