環境省補助金が80万(今だけ)
環境省の令和2年度3次補正予算で補助金が40万円から80万円に増額中です。これは来年度には40万円に戻ってしまうようです。
都道府県や市町村の補助金がある場合、合わせて補助が受けられます。
私は調べた結果、府も市もなかったのですが、お住まいの地域によっては補助金が出るかもしれないので探してみる価値ありです。
環境省の補助金には条件があります。
住宅の場合、使用する電力を再生可能エネルギー100%にする必要があるのです。夜間電力の契約などを今契約している場合、電気料金が高くなってしまいます。
こういう場合は、グリーン電力証書を購入した方がお得になると思います。
ただしグリーン電力証書は先払いになってしまうので、そこはデメリットだと思います。
私は賃貸で二人暮らしなので、「みんな電力RE100」に契約しました。
本当は別の契約にするつもりでしたが、申請期限(車検証の登録日の1カ月後)までに再エネプランが契約できなかったので、切り替えました。グリーン電力証書にしておけば、再エネ電気の契約が申請期限に間に合わないかも、とやきもきすることはなかったなと思いましたが、先払いするのも嫌なので結果良ければという感じです。
審査待ちですが、出たらラッキーぐらいの気持ちで待ちたいと思います。
結局補助金を頂戴しました。4年経って報告が終わり、やっとでき料金の報告作業から解放されました。
現在の補助金は65万円くらいみたいなので、調べてみると意外と手が届くかもしれません。
車両が511万から82万値引され429万

テスラ モデル3はいちばん安いスタンダードレンジプラスでも511万円でした。
ところが82万値引きされ429万円になりました。(順次値上がりして2022年11月は596万円となっています。航続距離が448kmから565kmに伸びていますが、167万円!!高くなっています。)
補助金を考えると、350万円くらいになります。
ぐっと現実感がでてきました。
充電を5年間無料にしたり、いろいろ手を打ってくることがあります。そういうタイミングを掴めば、お得に買えるチャンスがあります。
リセールがよい(新車の納期がかかるため)
実はこの車以外にも国産のハイブリッドも検討していました。
しかし、リセールがとても悪く、3年乗ると150万くらい安くなってしまいます。
モデル3は中古車販売サイトを見る限り、全然さがっていません。
最悪手放す可能性を考えて、損をしないモデル3のほうが合理的に見えてきました。
マイカーローンの審査が通った
もし補助金が出るとしても、350万円は大金です。
一気に払うよりはローンで買いたいです。地元の信用金庫に打診したところ、脈ありのようです。
銀行系のマイカーローンは所有権が自分になるので、もし売却するというときに足かせにならないうえ、金利、期間ともに好条件の場合があるので、検討に値します。
固定金利1.9%10年元金均等(金利合計より補助金の方が倍くらい多い)
打診していた信用金庫に出向いて細かい条件を確認しました。
元金均等、固定金利1.9%、10年返済、借入額350万円で、保証料などは金利に含まれています。
ほぼ満額回答です。
毎月の返済額は3.5万円以下で、返済が進むにつれて返済額は小さくなります。
これはもう買うしかないという気持ちになってきました。
先進運転支援システムが最先端
最近年齢のせいか雨の夜のドライブで回りが見にくいなと思うことが増えてきました。
そこで先進運転支援システムのある車に乗り換えたいと思いようになりました。
この先進運転支援システムですが、メーカーや車種によって、夜はダメとか歩行者はダメとか制限が多く、調べれば調べるほど、あてにならないなと感じていました。
10年後には古くて使い物にならないシステムになっているでしょう。
テスラの場合、OTAというシステムで機能が向上するようです。今のところ無料です。
これなら、10年後でも十分機能するシステムを維持していると思います。(2022年夏のアップデートでウインカーを出すと斜め後ろのカメラ映像がモニターに表示されるようになりました。巻き込み確認が楽になりました。)
モデル3は現状でも最高評価の衝突予防性能があるので、将来の期待も含めると、これ以上の車両はないと考えました。
4年経っても更新は続いています。ハード的にできないものもありますが、できることは増えています。
Apple MUSICやオーディブルなども聞けるので、英語のニュースでリスニング練習もできます。
完全自動運転対応

テスラの車両は一番安価なモデル3スタンダードレンジプラスでも完全自動運転に対応しています。テスラの完全自動運転にはFSD(フルセルフドライビング)という名称がついています。これは車両購入時にFSDのオプションをつけると90万円くらいで購入できます。私はこのオプションを購入していませんが、将来的にサブスクリプションの定期購入もできるようになるようです。
ここで重要なのが、オプションをつけなかった車両でも、ハード面ソフト面ともにFSDの機能は保有していて、あくまで機能をロックして使えないようにしているだけ、ということです。
いつでも使いたくなったら、車を買い替えることなく、料金の支払いのみで利用可能になるということです。
これは魅力的だと私は思います。
アメリカではサブスクで利用できるようですが、日本ではまだですね。法整備の問題もあるので、中国で解禁になった後なら可能性はあるかもしれません。
FSDがそのうち実用化すると思う人はテスラを、それは厳しいんじゃないという人は他を選ぶということかもしれません。
オートパイロットでも渋滞や混んでいる高速道路などではとても便利です。前は見ておかないといけませんが、ほとんど操作する必要がないです。疲れが全く違います。
運転する愉しさはポルシェ以上?
昔知人がポルシェボクスターを貸してくれたことがあり、数時間運転しました。ひとことで言って最高でした。車なのにバイクのようにハンドルを切ると同時に車が向きを変えて曲がっていきます。
モデル3もそのような動きです。乗り心地も近いです。それにワンペダルドライブによる自在なブレーキ感覚がプラスされたかんじです。
ただし、ポルシェより車重が重いことがマイナスです。しかしスタンダードレンジプラスなら最小のバッテリーと前側のモーターがないため重量の増加は最小です。EVは燃料などの油脂を搭載する必要がないので、ほぼスペックどおりの重量で走り出せます。
いい車はスピードを出さなくても気持ちいいです。
今まで乗った車でここまでいいと感じたのはホンダビートとポルシェボクスターくらいです。
4年経っても運転が楽しい車は初めてです。エンジンと違ってモーターは不具合が起こらないので、いつでも一番調子の良い状態でドライブできます。
装備充実(オプション追加不要)
最低クラスのスタンダードレンジプラスでも運転席と助手席にシートヒーターがあり、オートエアコン、ナビゲーションも標準でついています。(案内は狭すぎる道に誘導するのでポンコツですが)
後席用のエアコンの吹き出し口とその下にUSBタイプCが2口もあり、後席用のひじ置きにはカップホルダーもついています。
窓ガラスは全席オートです。後部トランクは電動で開け閉めできます。
今までの常識なら、オプションを追加しないといけないものや上位グレードにしかないものが多いです。
ただ、ナビを変更できませんし、運転中にテレビが映りません(ま、そもそもダメですが)ただ、上記のメリットからそこはあきらめることにしました。助手席の方には自分のスマホで見ていただくということで、音声のみBluetoothで車から再生して共有するのが安全上にも良いのでそうしています。
それなりにスタイルがよい

写真でみると結構ずんぐりしていますが、見る角度によってはまあまあに見えます。
4年経ってもチープにならないのは素晴らしい特徴です。
メンテナンス不要
ハイブリッドはエンジンとモーターの両方があるので、当然どちらもメンテナンスする必要があります。
EVの可動部品はモーター、足回り、ブレーキオイルぐらいでしょうか。圧倒的に少ないです。
4年経って大きな故障は起こっていません。室内用のエアフィルター交換ぐらいですね。
故障が多い人もいるようですね。しかし、平均すると少ないのではと思います。外車は故障でお金がかかるというのは電気自動車では違うようです。
燃料代が安い
1kwh25円なら、1350円で54kwh充電できます。1khwあたり7km走行できるとすると、378km走行可能です。
ちなみに以前乗っていたガソリン車は17km/lでした。ガソリン1l145円なら、378/17*145=3224円です。
ガソリンに比べるとかなりお安いです。ただしこれはAC100vや200vの普通充電の場合で、急速充電の場合は基本これより高くなります。
スーパーチャージャーで高速充電可能

テスラには専用のスーパーチャージャーという急速充電器があります。もし東京などの遠方に行く場合は、スーパーチャージャーを使えば30分で20%から80%に充電できるようです。スタンダードレンジプラスでも250km分の電力です。100km/hで走行すれば2.5時間走れます。私は2時間半も運転すればほぼ休憩するので、遠出も可能と判断しました。
日本海側にはスーパーチャージャーは全然ありません。(2023年1月現在、日本海側や四国にも設置されてきて、かなり改善してきました。)
日産のZESP3プレミア10に加入しました。本当は国がしなければならないインフラ整備を一企業が行う姿勢はすばらしいです。
高額になったのと、自宅充電ができるようになったので今は課金する充電カードを契約していません。
でも、最後に頼れるのは多分、日産の販売店です。

スーパーチャージャーの設置場所が増えてきています。
バッテリーが劣化しない

テスラの車両はバッテリーの劣化を最小にするため、バッテリーの温度管理をしているようです。代わりに駐車しているだけで電力を消費しています。
しかし高価なバッテリーの劣化を管理することは、とても重要です。
LFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーは特に充放電サイクルが多く劣化が少なくなると期待しています。
4年約4.7万キロでも90%以上のバッテリー容量が保持できています。90%くらいから減少が穏やかになるようなので、これからが本番です。
パッシブセーフティが高い

堅牢なバッテリーパックが床下一面に搭載されていることと、フロントにエンジンがなくエンジンがキャビンに入り込まないため、テスラ車の衝突安全性は高いようです。
軽自動車並みのコンパクトカーから乗り換えたので、以前よりはずっと安全になったと思います。
4年経ってもボディのヘタリは全く感じません。とんでもない剛性です。
コメント
テスラモデル3カッコ良いですね!羨ましいです。
コメントありがとうございます。
家族の理解があり乗ることができました。
ありがたいことです。
年齢で夜が見辛い事、よく分かります!国産車も安全装備は色々ありますが、実際の効果はちょっと不透明な気がします。
テスラなら周囲の状況を事前に見れるのも事故防止に役立ちますよね!
コメントありがとうございます。ウインカーを出すとカメラの映像が表示されるようにアップデートされました。このカメラの映像は暗い場所でもかなり明るく表示されるので助かっています。