最近電気自動車のタイヤが早くなくなるというのをよく見るので、自分の場合は実際どうだったのか確認してみました。
結論
普通の乗り方なら8万km使用できる。
スポーツ走行をすると車が重くてモーターのトルクが大きいのでタイヤの減りは早い、2万キロで交換の場合もありえる。
ということがわかりました。以下にどうしてそう考えたか記載します。
対象の車種と走行条件
車種:テスラ モデル3 スタンダードレンジプラス 2021年式
重量:1750kg(車検証に書いてある重さ)
タイヤ:オールシーズンタイヤ、ミシュランクロスクライメート235/45R18
使い方:週2,3回の買い物、通院、年2,3回のドライブ旅行
基本的に安全運転、高速は流れについていくくらい
走行距離とタイヤの減少
走行距離は3年で約40,000kmです。年に1万キロ以上走行しています。。
車検前の点検整備でテスラのサービスセンターにタイヤの溝を計測してもらいました。
前輪6mm、後輪5mmの溝が残っていました。
新品の溝の深さがカタログにないので、コパイロットに聞いてみました。
新品時の溝の深さはおおよそ8mmということのようです。
オールシーズンタイヤに交換したときの走行距離は7000kmくらいです。
40000-7000=33000km
8-5.5=2.5mm(前輪6mmと後輪5mmですが、ローテーションするので、平均値を使います)
33000÷2.5=13,200km/mm、1ミリ減るごとに13,200km走行したということです。
実際どのくらい持つのか
最低でも溝の深さが1.6mmを切ると、車検をとおりません。
ミシュランは残り溝2mmで走行テストをしているようです。
2mmから交換を検討しはじめ、1.6mmまでに交換するという感じかなと思います。
8mm‐1.6mm=6.4mm、(使用できる溝の深さ)
6.4✕13200=84,480km、今の使い方なら、ざっくり8万km使用できることになります。
パイロットスポーツ4Sの減りはどうだったか
7000km走行で、溝の深さは6mmでした。6mmは自分で測ったので正確ではないかもしれません。
新品で8mmタイヤの溝があるとして、8-6で2mm減っています。
7000÷2=3500km/mmです。
6mm✕3500km=21,000kmでタイヤの溝がなくなります。
クロスクライメートと全く減りが違います。おそらくですが、初めてのEVでいろいろな走り方をしたので、タイヤの減りが早かったのかもしれません。
まとめ
走り方でタイヤの減る速さが違うことがよくわかった気がします。EVでもハイブリッドでも、エコドライブは大事だなと感じました。
余談ですが、PHEVも検討していたので、試乗させていただいたことがあります。そのときの営業さんのお話では、重心が低くてロールが少ないので、タイヤが均一に減るので、タイヤ交換が少ないんですよ、とおっしゃっていました。営業トークかもしれませんが、一理あるかなと感じました。
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