妻実家では100Vコンセントから充電できなかったので、200Vコンセントを設置して充電してみました。
200vコンセントを設置
まずは必要な部材の準備です。
当然ですが200V用コンセントです。EVコンセントの抜け止めが付いている専用品です。
盗難防止や盗電防止のため充電ケーブルのプラグが隠れるタイプもあります。
200Vコンセント用のボックスです。コンセントを壁付けしないので、このボックスの丸い穴に電線を通します。
分電盤用の200V100V兼用ブレーカーです。東芝製ですが、分電盤は日東です。最初間違えてパナソニックのブレーカーを買ってしまいましたが、日東の分電盤にはパナソニックのブレーカーは使えませんでした。
東芝のブレーカーは日東の分電盤に取り付けできました。
2.0mmか2.6㎜が必要です。
他にはアース棒などが必要です。
電気工事士に依頼すると3万程度はかかると思います。自分で電気工事士の免許を取るのに半年程度かかりました。試験が年2回なのでしかたありません。
ネットで依頼すると相場がわかるし比較できるので安心です。
深夜電力で電気が安くなる23時から充電
オール電化契約なので23時から1kwhあたりの電気代が10.5円になります。モデル3を満充電すると55kwh*10.5=577.5円で400km走行できる計算です。
冬場で70%としても280km走行可能です。
今は契約できなくなっているお宝契約です。
ガソリンが高騰している170円で計算すると、577÷170=3.4リットルで280km、リッター82kmという驚異的な燃費になります。
とおもっていたら、7月から深夜料金が15円になると通知がきていました。かわりに日中の電気代が安くなるようです。原発が稼働せず太陽光発電で日中の電気が余っているのでしかたないですね。
どれくらい充電できたか
自宅から片道130km走行してバッテリーは残り63%まで減っていました。
23時から充電するようにテスラアプリでスケジュールできるので、夜10時に就寝しました。
朝6時に確認すると、100%になっていました。
55×(100-63)=20.35÷7時間=2.9kw、だいたい1時間に3kw充電できています。
1kwhあたり6km走行できるとして、120km分の充電ができました。
まとめ
深夜電力を利用するなら一晩7時間で40~50%充電できます。
電気代を気にしないなら、15時間で20%から満充電できます。
私は何かあったときにすぐ移動できないと困るので、基本的に40%はバッテリーを残しています。
そう考えると、200v15Aの3kw充電が設置費用や電気の契約変更などが最小限で済むため、費用対効果が最適だと考えています。
おまけ
エアコン用の100vコンセントが利用されていなかったので、このコンセントから充電してみることにしました。
もし主幹に余裕がない時はこの作戦も考えていました。
延長ケーブル(15A対応)で延長します。
アースが必要なのでアダプターを使おうと思いましたが、持っていなかったのでアース棒とコンセントのアースを適当に接触させてアースを取ります。
こんな程度でも充電器はアースを検知して充電可能になります。
今回は実験なので適当です。
結果
10Aで充電できました。それ以上の電流ではエラーとなってしまいます。
電圧が下がってエラーとなっているようです。
もしも緊急時などでどうしても充電したいときには、試してみてもいいかもしれません。
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