電気料金高騰のためモデル3の自宅充電をやめていました。対策として電力会社を変更して、自宅充電を再開しました。電気料金はどうなったか公開します。
現在の状況
前提条件として、電気自動車購入時に環境省補助金の受領しています。4年間は再生可能エネルギー100%の電気を使用する条件です。
関西電力の場合、規制料金のプラン(従量電灯)は再生可能エネルギー100%にできません。
ですから、現在一番安価になる規制料金(従量電灯)を選択することができませんでした。
従量電灯以外で安く充電できるプランに変更しました。
変更前の電力プラン
変更前はlooop電気の再エネECOプランでした。
単純計算で単価は10976÷265=41.4円/kwhです。
12月はもっと単価が上がっています。
変更後の電力プラン
変更後は関西電力のeスマート10にしました。
昼間の電気が高いですが、22:00~08:00までの電気が安いです。
表では15.36円となっています。
しかし、ここから燃料費等調整額12円程度、再エネ賦課金などが加算されます。
ざっくりでも15.36+12+2=29.36円となります。
夜間は変更前より安くなりますが、昼間は変更前と同じくらいの電気料金です。
looopは基本料金がありませんが、関西電力は基本料金がかかります。
走行距離
googleMAPのタイムラインで1ヶ月の移動距離を確認しました。
ざっくり824kmです。
1ヶ月の電気料金
テスラのアプリから電気料金を確認することができます。
31日で223kwhと表示されています。
電費は824km÷223kwh=3.69km/kwhとなりました。
出発前にプレコンディショニングしたり、送り迎えなどで1時間ほど車内で過ごしたりしているので、妥当なところだと思います。
電気料金は6428円です。
妻実家は少し電気代が安いので、この様になっています。(灰色のバーの部分)
ほぼ夜間の電力で充電しています。
アプリには燃料節約の金額が表示されています。824kmでリッター15kmの車は55リットルのガソリンを使うので、ここに燃料費165円をかけると9,075円です。ガソリン車に比べて節約できたのは9075-6428=2647円となります。なぜ8000円以上も節約できたとアプリに表示されるのかはわかりません。オイル交換やブレーキパッドの交換などを考えれば妥当かもしれませんが。。。
NISSANの充電カードZESP3プレミアム10を持っていますが、先月は全く使用していません。12月に旅行を計画しているので、2ヶ月分200分使用できるようにとためています。
以前の電力プランからどれだけ安くなったか
以前は単価41.4円だったので、223kwh使用したら41.4✕223=9,232円だったはずです。
電気料金を切り替えたあとは6,428円でした。
差額は9232-6428=2,804円です。
電力会社の切り替えで、ひと月に3,000円近く安くすることができました。
1年で33,600円の節約になります。
これは大きいです。
冬は自宅充電のメリットが大きい
電気自動車は冬の走行距離が短くなります。満充電で400kmの場合、冬は満充電で300kmくらいしか走れません。
常に100%まで充電しておけば300km走れるので安心です。
ところが、急速充電の場合、だいたい80%から100%までの充電効率が非常に悪くなります。
充電速度が落ちて、電気単価が高くなり、充電にかかる時間は長くなります。
しかも、バッテリーにダメージが蓄積します。
しかし、自宅などで普通充電する場合、そのデメリットは全てなくなります。安心して100%まで充電できます。(常に100%で問題ないのは今のところLFPバッテリー搭載車のみですが)
電気の切り替えは節約になる
電気料金プランを変更したことで、毎日朝には100%充電できている安心と月3,000円の節約が両立できました。
一度変更するだけで何もせずに年3万円以上節約できます。
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