シミュレーションに比べ電気料金がかかっている?
シミュレーションでは自宅充電の料金は月500km走行の場合2,500円程度のはずでした。
日産のZESP3で400~500km分充電して、自宅充電で500kmしています。
ひと月の走行距離は合計して1000kmとなるはずです。
しかし、関連記事のとおり5000円から6000円増加しています。
ZESP3の急速充電なしであれば、1000km走行して普通充電で5000円のシミュレーションなので妥当です。
しかし、ZESP3を使って充電しているので、普通充電の電気代はもっと少なくなるはずです。
関連記事の電気代の比較は、去年の同月と比較しているだけなので、充電以外の電気使用量が増えている可能性があります。
実際に充電とバッテリー維持のために消費している電力をみたい
実際のモデル3が利用する電力がいくらなのか知りたくなってきました。
そうすれば、シミュレーションと実際の電気消費量の違いがはっきりするかもしれません。
電力計を付ければいいかも、検討してみた
100vの消費電力の積算ができる電力計を探すことにします。
瞬間の電気使用量ではなく、合計の電気使用量であるkwhが測れる必要があります。
おおまかに以下の3タイプの電力計が見つかりました。
コンセントタイプ
電力計にコンセントが付いているタイプです。最大15Aまで計測できますが、常に15Aが流れることは想定外だと思います。
発熱して溶けたりする可能性があるので、今回は使用しませんでした。
直結タイプ
このタイプは負荷に電力計を割り込ませるタイプです。そもそもPSE認証がないので家庭の100vに接続できません。
また、15Aを常に流すのはこちらも最悪発火の可能性が高いです。
クランプタイプ
安全なのはこのクランプタイプです。電線を触ることがなく安全に設置できるのでおすすめですが、不安定な製品もあるようです。
購入した電力計
アマゾンで3,200円程度でした。電池も付属しているので良心的です。
消費電力と、積算の消費電力量、電気料金を確認できます。インターネットとの接続、アプリからの確認などはできません。電池のみで動作するので、コンセントがいりません。電池は半年は持つようです。
この商品はメインブレーカーの配線に取り付けて、家庭全体の消費電力をモニターすることが目的です。
しかし、センサーを取り付ける場所を子ブレーカーに変えることで、特定のブレーカーをモニターし、消費電力を確認できます。
モデル3の充電器が繋がっているブレーカーにセンサーを取り付けて、充電に係る消費電力を確認する作戦です。
実際に取り付け
古い住宅なのでメインブレーカーのないタイプです。
ゴム手袋をつけ、ブレーカーを切って作業した方が安全です。
センサーを充電器を接続しているコンセントと繋がっているブレーカーの黒線(又は赤線)に接続します。
接続は1次側でも2次側でも大丈夫です。
送信機が入るスペースがなかったので、外に設置しましたが、自己責任です。
テスラアプリから充電すると、電力が増えて表示されました。充電を停止すると電力はほぼゼロになりました。成功です。
実は同じブレーカーからガス給湯器もつながっているので、待機電力で5~10w、燃焼中100w程度消費電力が増えてしまいます。まあ誤差程度なので気にしないことにします。
毎月の電力量をモニターしていきます
最後に電気の利用明細を確認して、1kwhあたりの電気料金を登録します。
電気料金22.4+再エネ1.43+燃料調整費0.45+再エネ賦課金3.36=27.64円をecocoに設定します。
これで電気料金も実際に近い値が表示されるようになりました。
電気料金は毎月17日締めなので、ecocoの電気料金と電力量を17日に記録してリセットすることになります。1年くらい続けてモニターしていこうと思います。
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