モデル3を妻実家の100Ⅴコンセントから充電しようとしましたが、うまく充電できませんでした。
毎週行っている妻実家でも充電したい
最近毎週のように130km離れた妻実家に行っています。
いつも高速道路のサービスエリアにある急速充電器やテスラスーパーチャージャーで充電していますが、毎回そこまで行って充電するのが面倒くさいなと思っていました。
また、妻実家の駐車場が狭いためモデル3が駐車できないと思っていたのですが、ギリギリですが頑張ったら駐車できることが分かりました。
こうなると、妻実家に駐車している時間に充電して時間とお金を節約したい!と考え始めました。
屋外コンセントで試してみました
妻実家にも屋外用コンセントがあったので、ここから充電できないか試すことにしました。
いつも使っている日産の普通充電器3NK5Eをトランクに積んで持っていきます。
屋外コンセントをアース付きに変更して、アースを打って普通充電器を接続します。
充電器の緑ランプが点灯しました。準備OKです。
15Aに設定すると充電が止まる
テスラのアプリから充電に利用する電流を選べるので、3NK5Eの最大電流15Aに設定しました。
アプリから電圧と電流がモニターできるので観察します。
画像の緑で〇した部分を観察すると、充電を開始してすぐに電圧が98vから90vに低下しました。そのまま充電が勝手に止まってしまいました。
大電流が流れて電圧降下が起こり、充電器が異常を検知して充電が止まってしまったようです。
5Aならなんとか
アプリから充電電流を5Aまで下げると電圧が95vで安定しました。10Aは安定しません。
どうも和室のコンセント等が屋外コンセントと同じ回路なので、電流を多く供給できないと判りました。
充電はできないがバッテリーの減少はなくせる
残念ながら、妻実家では屋外コンセントから100v15Aでの充電はできないということが分かりました。5Aでは果てしなく時間がかかります。1時間0.5Kwhだと55㎾hのスタンダードレンジでも55÷0.5=110時間、つまり5日ぐらいかかります。
しかし月極め駐車場ではセントリーモードをオンにしていたため、一晩で10%程度バッテリーが減っていました。それに比べるとバッテリーが減少しないだけでも意味があるかなと思います。
原因は?
コンセントとブレーカーが1対1ではないことが主な原因かなと思います。また、古い家をリフォームしたそうなので、一部古い電線があるのかもしれません。
対策は?
この際なので200vコンセントを付けることにしました。
屋外コンセントを100Vの専用回路にすることで100V15A充電ができるようになりますが、電気工事するのであれば200Vコンセントを設置するのも手間はほぼ同じです。
電気工事で面倒なのは電線を通す作業なので、電線を引くのであれば100Vも200Vも作業時間は同じです。ブレーカーとコンセントの値段はそんなに変わりません。
ただし主幹のブレーカーに余裕のない時は100v15Aのコンセントしか付けられない場合もあります。
調べてみるとオール電化で単相200V50Aの漏電ブレーカーがついていました。IHや床暖房などと時間をずらせば3㎾での充電ができそうです。
また深夜電力の安い電気を使って充電できるので節約になります。
関西電力管内では電力制限用ブレーカーがないので、ブレーカーの能力そのままの10KWを使用できます。
200Vコンセントを付ければ1時間で3Kwh充電できるようになるので、10時間で30Kwh、スタンダードレンジで54%程度充電できることになります。
電気自動車を快適に利用するには、長時間駐車する場所で普通充電ができる必要があるなあ。としみじみ感じています。
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