以前から計画していたモバイルアダプターの充電を速くする方法を実際に試してみました。
モバイルコネクターのアダプタが届いた
左の30A対応モバイルアダプターがアメリカからとどきました。
右は間違えて購入した16A200Vのアダプターです。
ebayを使えばこういった商品も購入できます。
その他に使用した部材
まず仮組みして目論見通りに組み立てできるか確認します。
なんとかぎりぎりおさまりました。
防雨カバーと耐候性のボックスはアマゾンで見つけました。
こちらはaliexpressで購入です。yahooでは3,500円くらいしますが、1,300円で購入できました。ただし、到着まで2週間以上かかります。
微妙に奥行きが足りず、少し加工しました。
パナソニックの30A用コンセントも検討していましたが、直接接続できて防雨カバーのあるものが見つかったので、こちらを設置しました。
設置した外観
アメリカらしい外観で、なかなかいい感じです。軒下なので、あまり雨がかからないのですが、安心感があります。
どのくらい充電できるのか
今までは200v16Aまでで充電していました。200*16=3200=3.2kwです。
深夜電力の8時間で3.2*8=25.6kwh充電できます。電池容量55kwhの約46%を充電することができます。
今回の作業で、200v20Aで充電できるようになりました。200*20=4000=4kwです。
深夜電力の8時間で4*8=32kwh充電できます。電池容量55kwhの2021年型スタンダードレンジプラスであれば約58%を充電できるようになりました。
20Aにしてどうだったか
実はこのアダプターは32Aまで対応しています。なので、計算上200V*32A=6400=6.4kwで充電できます。
そのためには、ブレーカーを32A以上に変更し、電線も2.6mm以上に交換になります。
また、メインのブレーカーが50Aなので、モデル3の充電だけで32A使ってしまうと、のこりは18Aとなってしまいます。
メインブレーカー50A(10kw)でエコキュート(1.5kw)とエアコン(2kw)、IHコンロ(2.5kw)、EVの充電(6kw)を使用すると電力が足りずブレーカーが落ちてしまいます。
10kw-(1.5+2+2.5+6)=10kw-12kw=-2kwとなり2kw足りません。
6kwで充電するには、メインのブレーカーを60Aにする必要があります。
そうなると電気の基本料金が月800円程度余分にかかるようになります。
ブレーカーが20Aであること、分電盤からコンセントまでの電線を全部太いものに交換する工事が大掛かりになる、といった理由から20Aで使用しています。
現状、20Aでもそんなに不便ではないと感じています。8時間にこだわらず、14時間とか長い時間充電すれば満充電にすることができます。
電気料金は深夜電力の安いものではなくなりますが、バッテリー残量0で帰宅するようなことはほとんどない、あっても帰省などで年3回程度でしょう。
そう考えると、年3回✕6時間✕4kw×日中電気料金30円=2,160円となります。
この2,160円を安くするためにメインブレーカーを60Aに変更して毎月800円の基本料金増加と工事の手間が発生、、、
どう考えても費用対効果が合いません。
今回は好奇心から実験してしまいましたが、純正の16Aでも17時間あれば満充電にできるので十分かもしれません。
コメント
モバイルコネクターは、アダプタによってアンペア上限が制限される仕様でしょうか。
家の充電スタンドは、20Aまで対応可能ですが、16Aまでしか出てないです。
アダプタをNEMA 6-50用に交換すれば、20Aまで出せるか気になります。
(充電スタンド ー 3相・NEMA 6-50変換ケーブル ー モバイルコネクター 車両)
そのとおりです。
アダプタをNEMA 6-50用に交換すると、設定上は32Aまで可能になります。
コンセントの受け側もNEMA 6-50用に交換する必要があります。
私の場合は、アプリで20Aに設定し、4kwで利用しています。一度設定すれば、常に20Aになるので、安心です。
NEMA14-50を検索していたらこちらにたどり付きました。
レビトンのNEMA規格50Aコンセントの調子はいかがですか?
本国アメリカではテスラ推奨のハベル14-50と低価格品のレビトン14-50の比較動画が
上がっています。
これを見て気になったので質問させていただきました。
自宅に駐車中は常にモバイルコネクターとモデル3を接続したままにしています。スケジュールで毎日深夜23時から充電するようにしています。この状態で半年以上経ちましたが、今のところ全く問題ありません。仮設からきちんとした施行にしようかと考えています。